【声劇台本】ある日の彼方。
メトロノーム【伴奏】/米津玄師
【声劇台本】ある日の彼方。
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↓ー台詞ー↓
学校の帰り道。
「今日はここかな?」
いつも素通りするその道。
人の気配も無く
静けさが心地よい道。
迷路みたいに続く
その曲がり道。
そして…突然現れる
底が見えない、その端。
「…ここも何も無いね」
この世界の彼方。
でも、そんなに珍しくはないんだ。
この場所は初めてだけど
別の彼方には何度か来てる。
でも…あれ?…何か…いる?
黒い翼、巨大な体の…
「やっと見つけた…」
ここは重力が狂った大地。
あの巨大な鳥は
重力を狂わせた、
と、言われている。
幾度も軍や研究所が
あの鳥を
調べようと
捕らえようと
殺そうと
してきたけど、
重力を操る黒い鳥に
何も出来ずにいた。
「…何がしたいんだろうね」
『何だろね?』
えっ…
いつの間にか
一人の少女が
僕の隣に立っていた。
「だ、誰?、いつの間に?…」
『知りたいんだよね?』
「え?」
『私の事』
「え、まさか、だって、鳥…」
『私は、フィース』
「く、黒い鳥の…?」
『そう…』
聞きたい事が
すぐに思い付かない。
『あ、迎えが来た…ごめん、時間切れ』
「あ、あの、また、会える?」
『さぁね、この浮遊大陸の端には
迷いの魔法が掛かってるから』
「えっ⁉、うわっ!」
目を開けると、
少し小さめの
黒い翼。
「あれは…子供?」
ただ見送る事しか
出来なかった。
「また、会いに来るよ」
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作ってみました🎵
よろしくお願いします🎵(>_<)/
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