Sai no Kawara 再の河原
crystal-z
Sai no Kawara 再の河原
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実話です。
解説記事
https://www.buzzfeed.com/amphtml/harunayamazaki/sai-no-kawara?__twitter_impression=true
考察記事
https://note.com/smh_haa_i/n/n93f1d1cc4041
原曲:https://youtu.be/rmeI_Qk1rrk
歌詞↓
あの頃はクルーもまだ活発で
セルフパッケージのシングル自主で出して
出したら速攻でオンエアされて
日に日に感じた両手に確かな手応えを
でもそれぞれにそれぞれの家族が増えた
幸せな家庭 別の道歩きだし
定職と制作 終わる共同生活
シェアハウス解約してクルーは解散した
もうない行先も 機材も意味ない
ためた Beats and Rhymes じゃ
腹は満たされない
32歳 あてのないほの暗い未来
その先に光当てんのは自分次第
目指してみようか 医学の道へ
それは茨の道へ だけど欲しいのは日々
何かに打ち込めるゆるぎない意思
俺が生きている この命の意味
そのころのバイト先の塾には辞表
最後のお別れは英語の授業でかけた
”i used to love H E R” 和訳したプリント
配ったらめちゃくちゃに怒った塾長
毎月御茶ノ水で受けるテスト
塗り変えていく先月の自己ベスト
進む今日も明日も明後日も日々前に
知識蓄えた 寿命と引き換えに
開館から閉館 図書館の最上階
毎晩救われた彼女の晩御飯
なまった頭のバンドマンもなんとか
青から赤に変わっていったチャートが
Daydream Believer そう呼ばれるのを聞いた
でも研がれた牙 携えて前進した
怠け者の俺はもう死んだ
矢のように時は過ぎ迎えた 初めてのWinter
順調じゃなくていいから
天才じゃなくていいから
堂々巡り 巡り
繰り返し 東京 偉大なこの街
順調じゃなくていいから
天才じゃなくていいから
堂々巡り 巡り
繰り返し 東京じゃ春は来ないし
悪くない手応え ゴールはもう目の前
高校の頃の点も抜いた センター試験
だけど前だけを見て 次の壁は別次元
そして今の俺の持てるすべて出した二次試験
だけど まったく 結果は出ず
目標の東京の学校は全部
その年も その次の年も全滅
ペーパーができても 越えられない面接
模試の結果はいつもA判定
でも合格発表では「え、なんで?」
年齢のハンデ 夢にさえ思わねえ
ゴールテープごとずらされるなんて
東京にこだわれば確実に落ちる
地方を受ければ彼女とは離れる
身も心も引き裂く 究極の選択
俺は後者を選んで飛行機に乗り込んだ
合格発表のページにはついに
俺の番号があった間違いじゃない
シャワー浴びてた彼女にプロポーズをして
びしょ濡れのまま 泣きながら抱き合った
友達に両親 そしてこの街に
愛すべき人たちと 過ごせた日々に
遠くてもたまに 来てよ遊びに
感謝を残し 訪れた旅立ちへ
順調じゃなくていいから
天才じゃなくていいから
堂々巡り 巡り
繰り返し 東京 偉大なこの街
順調じゃなくていいから
天才じゃなくていいから
堂々巡り 巡り
繰り返し 東京じゃ春は来ないし
再の河原...
#freestyle
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