【独白】愛した君へ
読み手: くーたん / 文: 斎宮久遠
【独白】愛した君へ
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300記念サウンドとして、初台本として
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愛していたんだ…。
あの時…
あの時は確かに、それまでの日々を回想しながら泣いたよ。
辛くて…
苦しくて…
まだ君はそこに居るけど
確かに失われてしまった何かに対して…僕は無力で…
それまでの日々を思い出しては、
この心の中を悲しみが嵐のように吹き荒れた。
それは
半年たっても…
一年たっても……
変わらなかった…
突然思い出しては、感情が心の中を吹き散らかすんだ。
悲しみと…
寂しさと…
どうしようもない虚しさが…
だけどそれでも
すべてを忘れてしまおうだなんて気にはなれなかった
それは、今でも変わらないよ。
あれから4年経つけれど
まだ忘れない…
忘れられない……。
たぶん…
……これからも
……ずっとね。
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トラウマを刺激された
台本を書く原動力になった
サンケーさんの台本を読んだのはこちら
押さないスイッチ
https://nana-music.com/sounds/058f9b18
#BGM #オルゴール #くーたん
Comment
2commnets
- くーたん
- 伊織ガチで目から水が出ました… 読み方優しいのに、あの、息吸うときちょっと震えてないですか…声を震わせてないからこそ、表に出さない切なさが感じられて苦しくなりました。 あと最後の「ずっとね」で少し明るくしてるのが、諦めてるような、諦めきれてないような感じがして。はあああああ台本も久遠さんの読みも素晴らしかったです✨ 良いものを聴かせてくださってありがとうございました!