Chia-booster
DJ KIZUNA
Chia-booster
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Nazia - since 2995 vol.4
Subway fiction Vol.6
久しぶりにオリジナルを作ってみました!
よかったら声劇と合わせてお聴きください!!🤣
【Track】Chia-booster / DJ KIZUNA
【声劇台本】Chia-booster
【ユイ】「は、離れなさいよ!」
ジェリア製の戦士鉄砂が執拗に
ユイを追いかけていた。
【敵兵士】「ちょろちょろと、っ!」
ジェリア製の戦士鉄砂は
照準を合わせた。
【敵兵士】「目にものを見せてやるぜ!」
回転砲塔から無数のロングパッケージが
放たれる。
ユイの戦士鉄砂、チア・ブースタの脇をかすめた。
ユイは加速する。
【ユイ】「へへんだ。この最強チア・ブースタには
絶対に勝てないわ!見せてあげるわ!」
【敵兵士】「く、くそー!」
「お、覚えていやがれ!」
【ユイ】「あはははは!」
「何度でも相手にしてあげるわ!」
後部座席まで身を乗り出して、
ジェリアの兵士をおちょくった!
【ユイ】「バイバーイ」
前を振り返ったその時、
ユイはことの重大さに気付いた。
【ユイ】「や、やばい!ペースタ流星群だ!」
ユイは急いで座標を切り替える。
たが、時遅し、その渦に飲み込まれた!
【ユイ】「そ、そんな!鉄砂?」
「ペースタ流星群では、鉄砂は錆びる!」
「ここにいては行けない!」
なんとか脱出をこころみるユイ。
だが、やがて戦士鉄砂はコントロール不能に陥った。
【ユイ】「そ、そんな!?」
「チ、チア・ブースタ!う、動いて!」
ユイは熱源音波による救援信号を出した。
だが、その信号はラピスには届かない。
何日も放浪は続く。
ペースタ流星群を浮遊するユイ・アリア
食糧が底をつきそうだった。
ユイはだんだんと気が触れて、
おかしな言動が目につくようになった。
【ユイ】「ロングパッケージに当たってれば楽だ...た」
「ラクダの背中のみのジプシー、私はここで果てる」
「虹色を司どる我らのしもべと!ともに」
「ラピスよ!永遠に!」
首元のネックレスを外し、宙を見上げた。
メインコントロールをタッチする。
チア・ブースタ室内のエアライン、
酸素供給を止めようとしたその時!
ガシャん!!
【ユイ】「な、何かに衝突した!?」
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