2番
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座った頃、
遠くの丘から顔出した雲があったじゃないか
君はそれを掴もうとして、
馬鹿みたいに空を切った手で
僕は紙に雲一つを書いて、
笑って握って見せて
忘れないように
色褪せないように
歴史に残るものが全てじゃないから
今だけ顔も失くして
言葉も全部忘れて
君は笑ってる
夏を待っている僕ら亡霊だ
心をもっと教えて
夏の匂いを教えて
浅い呼吸をする
#ケイの初めて歌ってみた曲2020
#ケイのヨルシカ
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