刀女序章
ベリ
刀女序章
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京の都、人通りが多い大通りを前にして、決意を固める朔弥。
時間軸は常盤組に入る前。上京したて
朔弥「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、実行なき者に成功なし。故に……」
SE(鈴の音)
朔弥「夢なき者に成功なし。でしたよね?師匠。」
足音⇒BGMイン
よぉ~!の後のカウント後
N「このご時世、だれもが憧れる京の都。行きかう人々の群れの中、その少女は期待を胸に、新たなる一歩を踏み出した。」
場面が変わり四象血鬼下っ端の集会場のようなもの
朔弥が上京したのと同じ時間、別の場所(一方その頃)
BGMは変わらず
SE(シュバッ/場面転換)
何かの気配に勘づく虎珀
虎珀「来たか。」
氷龍「では、皆さん。手筈 通りに。」
エキストラ「御意」
SE(勢いよく戸が開く音)
日永「御用改めだ!」
SE(抜刀)
鷹目「大人しくしなぁ!!」
SE(激しい斬りあい)
N「さてお立合い!これから始まる物語は、夢と希望にあふれた少女が侍になるまでのお話。
(BGMフェードアウト)
……否、その少女、屠所の羊がごとし。侍と呼ぶにはあまりにも醜い。」
時間軸は未来
常盤組の御用改め中
静寂の中、だれもが一点を見つめ言葉を詰まらせている中やっと口を開いた長部
風の音
長部「おいおい……、刀女様のお出ましかよ。」
視線の先には髪が伸び、背格好や雰囲気も変わってしまった朔弥
その手には妖刀が二本
SE(抜刀)
朔弥「我は我が志を行わんのみ。」
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