【2人声劇】戦前の灯火

BGM「諸刃色」:レーニャ様　　台本min ★あなた様のお名前×☆あなた様のお名前

『オマエのことは俺が1番分かってんだ＿＿。』 なんか…私の書く台本って基本的に女の子が強いことが多いような…そうでないと思いたい。 カバネリの公式のpvを見ていたらなんか、それっぽいのが作りたくなりまして。 まだ全部見たことがないので、いつか見漁ろうと思っていますw無名ちゃんが好きすぎです。 私の最大の悩み、『字数半端ない』が発生しております。もうここいらん！と思ったら世界観がわかりにくくならない程度にはしょっちゃってください！ ーーーココからーーー ☆「末那十、ん。（おむすびの入った笹の包みを投げる）」 ★「わっあぶねっ。投げんなよ、十那。」 ☆「文句言うなら自分でとりにいけばいいのよ。はむっ。」 ★「しゃぁーねだろ、見張りなんだから。つーか、お前はいいのかよ。最前線で戦う奴が寝不足で倒れたとかシャレになんねぇぞ。」 ☆「大丈夫よ（もぐもぐ）、（ゴクン）あんたよりは体力あるから。」 ★「さいですか。どーせ俺はもやし野郎ですよ。」 ☆「よくわかってんじゃない。」 ★「うるせぇやい。」 ☆★「……」（十那は俯いている） ☆「明日が、最後だ。」 ★「おうよ。まっ俺は見張り台しかやってねぇけどな。」 ☆「（食い気味で）そういえばあんた、こんな戦場近くまで来る予定じゃなかったでしょ？」 ★「人手がたりねぇんだとよ。女、子供を借り出すわけにはいかねぇだろ？」 ☆「そう……怖くないの？」 ★「怖いに決まってるさ。生きるか死ぬかの戦いなんだ。こんな俺だって鉄砲持って戦うかもしんねぇのに。」 ☆「やめてよ…あんたみたいなヘタレが戦場で生き残れるはずがない。」 ★「ヘタレって…てかどんなに強くてもお前だって例外じゃねえんだぞ。」 ☆「あたしは死なないから。どんなことがあったって。」 ★「（さえぎって）だからお前は強くもあるし、弱くもあるんだよな。」 ☆「は？」 ★「べぇつにぃ〜」 ☆「なによっかっこつけちゃって！（立ち上がって）余裕ぶっこいて、殺されんじゃないわよ！」 ★「へいへーい。ったく、…まっ俺はお前が無事ならそれでいいんだけどな。（←ボソッと）はむっ」 ーーーココまでーーー こうやって台本を書いていると、新作のネタを考えているような気持ちになります。あらすじとか、予告編みたいな…。この題材で一作書けそうです（たぶん）w 【あらすじ】 城へと攻め入る前日夜、響くのは焚火や松明の音だけ。視力がずば抜けていい少年、末那十は、連日で見張り台の番をさせられていた。そこへ幼馴染みの戦闘少女、十那がやってくる。 ★末那十（まなと） →視力がずば抜けていい少年。十那を軽くあしらいつつも、ほっとけなくていつも気にかけている。その気持ちは好意までに行くのかは自分でも定かではない。（鈍感…？）18歳。 ☆十那（つづな） →戦闘力が高く、大人の男に混じって最前線で戦う少女。銃はおろか、弓矢の実力ははかりしれない。強がりで唯一末那十に素直な一面を見せることも。末那十のことをとても大切に思っている。また、戦闘が好きで戦に出ているのではない。18歳。 【プチ参考】 ・末那十（まなと）の『末那』は『心』と言う意味があります。 ・十那の『十』は、『つづ』と読んで、意味は一度に2本ずつ、5度の勝負で計10本の矢をいるところから、射た矢が全部的に当たることから来ています。『那』は、弓矢の名手、『那須与一』からいただきました。 ・2人の名前に『十』と『那』が入っているのにも理由がありまして… 『心』を象徴する名を持つ末那十、『心（臓）を射抜く）』ことを得意とする十那。幼馴染みではあるものの、家柄の違いから相反するような名前になるよう命名させて戴きました。 もしよかったらコラボお待ちしております！！！！！ 【シリーズ声劇】戦前の灯火 第二幕　https://nana-music.com/sounds/058dca52 #戦闘　#幼馴染み　#戦　#和　#夜　#レーニャ