因果応報【声劇台本】
読み手:○○ 台本:結愛
因果応報【声劇台本】
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以下、台本
それはとあるお城での出来事。
私は幼少期から甘やかされて育った。
優しい父と母を持ち、手には余る程の豪華絢爛な財宝とお金があった。
そして、仕える者全てが私に跪き、こう言うのだ。
「王女様なんなりとお申し付けください」と。
私の人生は誰がどう見ても華やかで憧れるものだった。
けれど、近寄る男全てが私の財産と権力が目当てだった。
私は人が嫌いになり信じられず、気付けば人の首をはねるのが当たり前になっていた。
そうして、私は極悪非道の王女と呼ばれるようになってしまった。
何の因果か知らぬが、目を開ければそこは断頭台の上だった。
そう。
今度は私が首をはねられる番になってしまったのだ。
哀れとはこう言うのだろうか。
私はゆっくりと目を閉じ、刑が執行されるのを待った。
あぁ、短い人生だった…
出来ることなら、もう一度初めからやり直したい。
そう思いながら、私の首は栄華と共に転がり落ちた。
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これはこれは、何とも可哀想な王女様のお話。
さあ、この話を語るのは一体誰でしょう。
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1commnets
- 結愛様。 コラボありがとうございます(*^^*)