初夏の日差しに縋っても
立ち止まってはくれないから
後ろ姿を追うだけで精一杯なんだけど ねぇ
朝焼け夕焼けこやけの中で
二人遠のいてくなら
テントウみたいになって
僕らは
熱されて溶けた道ばたのアイスだって
元は誰かが買ったよ
そんなことばっか考えて
身が入んなくて
ごめんね
せいぜい
手とか繋いではしゃいだって
それだけでも見上げたものね
正解とかよく分かってないけど
まだ早いよ ちょっとまって
劣等生だい
心配したって損得に眩んで
この言葉の先 想像してみたって
見えてこないままのキモチを汗に流したんだ
君と夏の背を迎えてしまいそうな
風薫る空の下
サイダーみたいな恋だね
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