盲目のラピス

DJ KIZUNA

盲目のラピス / DJ KIZUNA 僭越ながら声劇シリーズとして Subway fiction Vol.1 はじめました。どうか聞いて下さいませ！ #声劇 #SF #盲目のラピス ナジア「なぁAI,僕の本当の名前は？」 　　AI「認識出来ません」 ナジア「なぁAI,僕の本当の親は？」 AI「認識出来ません」 ナジア「なんで答えてくれないんだ」 　　　「僕は本当の事を知りたいだけなのに」 　　　「じゃこれは？」 ナジア「なぁAI,このコロニーの外に誰か人がいるの？」 　　AI 「昨日の流星群の中に熱源を探知しました。」 ナジア「えっ？」 　　　「なぁAI,その熱源は何処へ向かった？」 AI「ラピスという星のようです」 ナジア 「なぁAI,本当に人なのか？」 AI「認識出来ません」 　　　「ただ、人の熱源に近い音波を検出しました」 ナジア「そ、そんなことって」 　　　「なぁAI,僕はそこに行けるかな？」 　　AI「認識出来ません」 ナジア「あはは、いいんだAI,」 　　　「忘れてくれ、あははそうか、ラピスか...」 　　　「じゃこれは？」 　　　「なぁAI,もしかしたらその子に逢えるかな？」 AI「...逢えます」 ナジア「ほ、本当？」 　　　「僕は一人きりじゃなかったんだ」 　　　「きっとラピスに行けば分かるはずだ」 　　　「最後の燃料だけど僕はラピスに向かう！」 　　　「ありがとうAI」 　　AI「認識出来ません」 ナジア「よーし、行くぞー！！あはははは」 ＊ガンダム寄りです。コロニー以外に いい言葉が見つからなくてすいません！