まず真っ先に思い出されるのは4年前のItMのサイン会。あの時の大森さんの瞳には、心を射抜かれるような衝撃と温もりを感じた。
結局一度もライブには行けていないけれど、僕の中高の青春は、ミセスの音楽とともにあった。
ある日は電車に揺られながら。またある日はあのカリスマ性に憧れたりもしながら。いろんなことを夢見ては、上手くいかなかったり。
初恋の相手に教えてもらったキコリ時計。中3で仲良くなった友達と語りあったCONFLICT。当時ですら幻の曲だったスターダム。中学生の当時には意味がよく分からなかったパブリック。そこからサママの衝撃があって。何があったのか理解できなくて、音楽雑誌のインタビューを読みまくったりもしたっけ。いや、umbrellaこそが真のミセスだよね??みたいな。落ち込んだときにはItMを、失恋したときには我逢人を聴いた。
MGA(アルバム)のあとは暫く心が離れてたけど、LMLYで、ああジャンルに囚われたくなかったんだって分かって。ただ、歌詞はもう、あの頃のようには響かない。成長してしまった。今や大学生。
それでも、心踊らせ、涙を拭ってくれる音楽がそこにはあった。なんだかビックマックのCMのようになってしまったけれど、瞳を閉じれば、この数年間の出来事が、ミセスの音楽と共に次から次へと蘇ってくる。
誰もが、無常の歴史のひとかけらでしかない。それをちゃんと弁えたうえで、生きていかなきゃいけない。次に会う時には、自分ももっと、大きくなれているはず。そう信じて。
ひとまず、おやすみなさい。
#MrsGREENAPPLE #おやすミセス #Theater #DTM
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