kisaragi station
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kisaragi station
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止まることもなく 誰の最寄り駅も通る
ことTRAIN 知らず知らず乗り込むな
時の流れすらも感じなくなって気づけば三時間
社内に流れ続けている不気味な賛美歌
それはそれは素敵な 耳に残る不協和音
他人が見たらどうだろうって誰が見ても不幸な子
窓ガラスに反射して映る放課後の私 別名なら走馬灯
「HEY SHORTY お菓子をどうぞ」 微かに車内の中に響く
手渡される見慣れた洋菓子、見知らぬ駅への片道切符
隣は呑気に飲むワイン 向かう先すら知らされない
戻れることならまずない 君がいた町 止まる 終点はきさらぎ
悲しむことに慣れたら 夢の中で笑わせてくれるかい
誰も見ちゃくれないこの世界で生きるくらいならいっそ消えようと思うんだ
僕にも ほら 君にも見える幻 如月へ 誘われればきっと
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