物語の主役【声劇台本】

読み手:○○　台本:結愛

以下、台本 この物語は最初から造られている。 神の思し召し、いや、或いは己の意思で。 君と僕が出会うのも必然の事だったかもね。 それは、必然か偶然か、はたまた神の悪戯か。 それは誰にもわからない。 だけど、己の意思で造られているとしたのなら、運命はいくらでも変えられる。 それとも君は、神の運命(さだめ)を信じるかい？それじゃあ、運命は変えられないね。 どちらを信じるかは君次第だ。 例えばだけど、もし君が明日死ぬって言われて、「はい、そうですか。」と素直に認めるのかい？ そんな人間誰もいないよね。 もし、いるとしたのならそれはきっと、耐えられないほどの苦痛を得ているか、又は別の何かやむを得ない事情があるか、くらいにしか僕には思い付かないね。 まあ、いずれにせよ、どちらを信じてもそれは君の自由だってこと。 もう一度言うよ。 この世界は誰かに造られている。 それは意思か神か。 それとも宇宙の概念か。 あらゆる歴史の中で、今を生きているのは君だ。 紛れもなく、君自身だ。 そう、誰でもない。主役は君なのだ。 間違えてはいけないよ。 絶対にね。 **************************************** タイミングはお任せします。 基本的に転調したタイミングでお作りしてます。 #語り芝居 #語り #一人声劇 #一人声劇台本 #セリフ #台詞 #不思議 #朗読 #オリジナル #オリジナル台本