#七色連歌 #白波のさざめき
スライムてきながくせい/大丘 託美(おおおか まかみ)
性別: 男
年齢: 25
一人称: 俺
二人称: お前、あんた
口調: 明るい青年
「おっ、大漁だねぇ」
「お前なぁ〜っ!俺は先輩だぞ、ちょっとは敬え!」
「獲るもん獲るだけとはいえ、良い機会だ。感謝はしなきゃな」
白波町の近海で働く若い猟師。筋は良いが、少し油断しがち。妹がおり、強い親愛を向けているが、溺愛レベルな為、時に鬱陶しがられることも。迷信を信じることが多く、その分海に対して信心深い。見えないものにこそ価値や尊さを見出すタイプ。
自分達がこの町を支える柱になっているという自負を持ち、自惚れることが多い。また、上下の関係はハッキリさせたいタイプなので、先輩には敬意を払い、後輩には世話を焼く。
とはいえ、今のところ後輩と呼べる人物は、通っていた学校の、一年下の知り合いぐらい。その知り合いも漁師として見習いをしている。
その後輩が結婚し、自分も結婚しなければ、と思っていたところに、見学に来た名前も知らない女性に一目惚れし、その人にまた会えないだろうか、今度は話がしたいと思いながら漁師を続けている。その為か、漁の時以外では不注意なことが増えた。なお、その女性が同じ海で働いていることに関しては全く気がついていない。
白波祭に対しては、漁の成果が少しとはいえ減ることにあまり良い思いはしていない。が、祭りが人と海との境を超えて想いを伝えられる場だという認識をしている為、海への感謝のため、祭りの成功を祈り、還すものもよく吟味している。
なんなら祭りで妹がはしゃぐのがかわいくて仕方が無いため、漁獲量の減少への感情がそれで打ち消されている。
妹が生まれた時のことは、いつも忘れていない。例え自分がこの町でのみ生きたとしても、妹には外の世界を知り、存分に楽しんでほしいと願っている。
身内には強い親愛を向ける、愛に溢れた男なのだ。
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