都合よく映されてた錯覚
意味を失った言葉と自覚
ぽっかり空いたこの穴は二度と
返してと泣き迷った路頭
もう要らないのここに居られないの
取り替えられない壊れた本のページ裏も表も綺麗な刺 揺れ動く
ずっとずっと続けばいいな
進む先の甘い幻想
ガラス越しの微かな光
絡まって溶ける吐息
深い深い眠りに落ちた
腕の中で描き続けた
これが最初で最後の夢
無くなった私の場所だって
信じてたんだ本気で疑うなんて嫌で
離れていくような気がしたんだだけど
初めから全部嘘近付いてなんかない
こんなに舞い上がって馬鹿みたい
愛してる そう伝えたのは
釣り上げるためのエサですか
玩具(おもちゃ)箱の中詰められて
飽きたら捨てられるんですか
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