深夜の乗合客 後編
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深夜の乗合客 後編
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長いのでコチラ後編です。
僕の叔父が体験した実際にあった怪談になります。
#声劇 #台本 #BGM#怪談
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しばらく走って、美しが丘にある公園付近を越えた頃、後部座席から不気味な唸り声が聞こえた。
「ううう…ううう…」
恐怖に脅えながら叔父は勇気を振り絞り女性に声をかけた。
叔父「お客さん、もうそろそろ着くけど、どこで停めたらいい」
声をかけるも女性の返事はないが、叔父はバックミラーを覗くことはできずにいた。
そうこうしている内にとうとう里塚霊園の入口まで着いてしまったのだった。
叔父「あの、着いたんだけど…お客さん」
叔父は恐る恐るバックミラーを覗いたが、そこに女性の影はない。
意を決し、叔父は後部座席へ目をやった。
しかし、そこに女性の姿はなく、座っていたであろう座席だけがじっとりと濡れていた。
叔父がわなわなと震え出し、慌てふためいてると、再びあの不気味な唸り声が車内に響いた。
叔父「やめ、やめてくれ…もう、やめてくれ」
今にも失禁しかねない叔父を他所に後部座席の足元から何かが詰まるような音が聞こえた。
「かっ」
音に違和感を感じた叔父は車内灯を点け、後部座席の足元を覗いた。
後部座席の足元には消えたはずの女性が横たわり鼾をかいて眠っていた。
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- ゅゅぽ
- みどり🍀🅰️aiko祭りゆゆぽさん、nanaパ来てくれてありがとうございました✨