担当者手記
#病na
とある本丸を調査した。情報量が凄まじい。まとめるのには時間がかかりそうだ。だが、これらの情報はきっとこの<病>の足がけになるだろう。
特に長谷部の情報。「言葉にする」これがキーなのかもしれない。振り替えると、どの男士も自分を病を「言葉にしていた」
それに<病>という概念にも些か疑問が残る。
この病とは何か。本当に病なのか。病ではなく元から持った気質が何かの拍子で顕在化したのではないか?堀川国広や鶴丸国永がよい例だろう。
ならば病を受け入れる必要がある。
ウィリアム・ジェームズの著書に
「人間の脳は10%しか使われていない」とある。
残りの90%が開花したのからば、人類にとっての新境地に達してしまった者が病ならば。
いいや、いささか迷信めいているか。
現に先の説は否定されている。しかしな……
いよいよ、対処法の無さ故に私まで可笑しくなってしまったか?
今、私がすべきことは何か。
この病に罹った人間の自死を防ぎ、この病を解き明かすことだろう。
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