鶯鶴序
病
鶯鶴序
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初めの二振り
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鶯丸
・自己存在意義病
刀としての本分である、時間遡行軍と戦うこと(以下、戦とする)が己の役目であり自己と定義している。
その自己が本当に己の自己なのか疑問になってしまう病。
その自己は作られた自己でしかない。と感じてしまっている。
しかし、役目を果たすのが自分が人の体を得て生きていることの意義でもある。
それも理解しているからこそ、自身の不安定な自己に溺れてしまっている。
鶴丸
・神明かり病(かみあがりびょう)
そもそもの自己が希薄。
人の体でいることが苦痛、刀に戻りたい。唯一の楽しみは戦場で敵のことしか考えず刀を振るうこと。
「人の体でいること」が苦痛なだけであって、審神者をはじめとした人間が嫌いなわけではない。
勿論、人の形をした他の刀剣男士も嫌いではない。
人の営みをすることは、好きではない。嫌いという程ではない。
ただ、人よりも刀がいい。「刀に戻りたい」と言う面に重きをおいている
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