°しえる誕生日サウンド③
12歳の優等生は死んだ。
担任の体罰教師の愚痴大会で、担任を庇うような発言をしてから、世界が180°変わった。
クラスメイトのほとんどから無視された。
仲良くしていた友人と話をする機会も減った。
最後まで仲良くしていた友人に限っては「一緒にトイレに行ってくれなかったから」という理由で絶縁宣言をされた。
傷ひとつ付いたことの無い純粋無垢な齢12の優等生にとって、存在すら無いように扱われたのは、死と同義だった。
終わりはいとも容易く迎えられるもので。
卒業式を迎えるよりも前に、生前の自分は自らの首を絞めた。
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存在を命の証を成そうとした鎮魂歌
ここにぼくはいるよ
消えゆく心臓が歌った 一瞬の弔鐘だった
暗礁の孤独を掲げて消えた
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#52Hz #神様僕は気づいてしまった #神僕 #どしえる
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