①森山由香
②瑞花
③https://nana-music.com/sounds/058255c5
④週刊少年バイバイ/ピノキオP
みんなの心掴むため 超能力が使えるの
アンケートハガキのため 必死で戦っているの
運動したり 恋したり ライバルと手を組んでも
数日後の未来に 打ち切りが決まっているんでしょう
流行りと廃りをかきわけて 僕は生まれてきたけど
折り目がついたり 読み飛ばされたり それでも立ち向かうのでしょう
早送りされる時間は 軽く捨てられる命は
物語を 物語を 終わらすためなの?
真っ黒なインクの血を吐き出しながら
素直な気持ちを叫んだって 良くある記号の羅列だって
違う 違う 違う 違う 違う 違う 違う じゃん
生まれた意味を考えたって 知らない漫画のキャラクターって
痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い
バイバイ
⑤喪失というテーマでとっても選曲が難しかったです。めちゃくちゃ悩んだしいっぱい録りました。
喪失といえば暗いイメージが強いのですが、あえて明るい雰囲気の曲を選んでみました。これは迷った他の曲にも共通してたりします。内容はあんまり明るくないですけど。あと、失恋曲は今回とは違うかなって思ったので避けました。
この曲の個人的「喪失」ポイントとしては主に三点あります。
第一に「打ち切りが決まってる」の部分。唐突な終焉。読者側的には喪失と言えるかな、と。黒子のバスケはちゃんと完結したので打ち切りではないのですがね。
第二に「物語を 物語を 終わらすためなの?」部分。終わらすと言ってますし、漫画だと完結すれば作中時間が進むことは(基本的には)無い。つまり「未来の喪失」と考えられる。
最後に「知らない漫画のキャラクターって」部分。これは本来の意図とは多分違うし今回の哲学ホラーでしか言えないのですが、現実(第四の壁を越えた我々の世界)にも「火神概念化」が侵食していたら一話から最後まで「知らない漫画のキャラクター」が出てて痛々しいよねってことです。重要な部分が余すことなく記憶から消えているなら、これもまた喪失といえるのではないでしょうか。
これらは本当に個人の解釈でしかないしだいぶこじつけです。この解釈だと歌っている由香はさくっと第四の壁を越えちゃってますし。それでもいろいろ録った中で一番しっくり来たので最終的にはこの曲にしました。
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