📖 #RoE_listen  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
20.「君の神様になりたい。」 / カンザキイオリ
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「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな歌で誰かが、救えるはずないんだ。
だけど僕は、君の神様になりたかった。
こんな歌で君のジュグジュグ腐った傷跡が埋まるもんか。
君を抱きしめたって、叫んだってなにも現実なんて変わるもんか。
がむしゃらに叫んだ曲なんて、僕がスッキリするだけだ。
欲しかったのは共感だけ。でも君も救いたかった。
僕は無力だ。
僕は無力だ。
僕は無力だ。
僕は無力だ。
僕は無力だ。
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彼女には野心がある。
非常に聡明で、誠実そのもののように見えるが、彼女の瞳の奥にはまだ何かが隠されている。
この狂気の世界で生き残るためには、時に人が唖然とする事をしなければならない。
耐えず転居を繰り返すことに疲れたエミリーは、この機会に「家」と呼べる場所を見つけ、最終的には今まで感じたことのない安心感と穏やかな生活を手に入れたかった。
その前に、彼女は過去に残したあるひとつの「問題」を解決しなければならなかった。
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【cast】
医師 … 白藤
#Raid_or_Escape
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