第2話*6
頂の景色〜その先にあるもの〜
第2話*6
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Cast member **
日向翔陽:るぅ
影山飛雄:冬。
澤村大地:あき
菅原孝支:るぅ
田中龍之介:NEO
他エキストラ:NEO
ナレーション:うえのん
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日向
(こんなサーブ打つ奴
女子にもおばちゃんにも居ねぇんだよっ)
田中
『俺もとれるかわかんねー』
影山
『──それのどこが去年と違うんだ』
日向
『──もう一本。』
澤村
『おい!』
教頭
「主将の指示を聞かないなんて問題だねぇ」
影山からまたも強烈なサーブが放たれる
──が、
そのボールの先には既に待ち構えている日向がいた
影山
『!』
(反応速いっ
きっちり正面でボールを捕え──…)
レシーブだけでは捕らえきれなかったボールが
日向の顔面に当たり、
日向
『ほぐっ』
跳ね返ったボールが日向の後方へ飛んでいく
教頭
「指導が甘いのじゃないかと言ってるんだよ
こんなことじゃあ体育館は他の部に譲って貰」
影山
『! ヤベッ
スミマセ んっ!?』
後ろに居た教頭の顔に見事ボールが命中し、
当たった拍子に漆黒の髪が教頭の頭から離れ空中を舞う
澤村、菅原、影山、日向、田中
「「!! !! !!」」
その漆黒は澤村の頭上へ華麗に降り立つ
菅原
『だっ 大地…!!』
影山
『…アレ…ヅラだったのか…!』
日向
『気付くの遅ぇよ
皆入学式で気付いてたぞ』
田中
『ブォッフ!お前らっ!
プクック 黙れ ブフーッ』
菅原
『田中も黙れ!!』
澤村、教頭
「………」
教頭
「…澤村君…ちょっといいかな…」
──30分後
澤村
『──幸いにも とくにお咎めナシ
謝罪も要らない
────が、何も見なかった事にしろ。
だがお前ら』
影山
『お前がちゃんととらないからだ へたくそ。
何が “去年とは違う” だ フザケんな。
期待して損した クソが。 』
日向
『いちいち一言余計だなっ』
澤村
『──なぁ。
少し…聞いてほしいんだけどさ。』
日向、影山
『?』
澤村
『お前らが
どういう動機で 烏野に来たかは知らない
けど当然 勝つ気で来てるんだろ』
日向
『ハイ!』
影山
『勿論です』
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使用音源
BGM:FREE BGM DOVA-SYNDROME 様より
「Electicity」「ジャックポットシンドローム」
(https://dova-s.jp/_mobile/)
効果音:効果音ラボ 様
(https://soundeffect-lab.info/)
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