episode2-4
マスカレイドレセプション
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┈┈┈┈2018/02/03┈┈┈┈
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🎭https://nana-music.com/sounds/036f4222/
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ナレーション✏️
呆然と立ち尽くす二人。
そんな二人の思考を遮るように、話しかける者がいた。
ギン🍂
あんたらは知っとるん?森の中の館の噂を。
ナレーション✒️
暗がりから現れた人影。
唐突に切り出された噂話。
初めて耳にした二人は首を横に振った。
ギン🍂
仮面をつけて館を訪れた者にだけ扉が開かれる。ほんで、そいつのために大層なおもてなしをするんやて。
ナレーション✏️
そう告げたのは、黒のタキシードを纏い、鳥の嘴や羽と思われる装飾品を身に付けた人物だった。
普段の二人であれば、得体の知れない人物の話など、耳も貸さないだろう。
しかし行く当てのない今、今夜の寝床が見つかるのなら、相手の正体など些細なことだった。
ギン🍂
今日は月が綺麗やからねぇ。お嬢ちゃんらも辿り着けると思うわ。ほな、さいなら~。
ナレーション✒️
道案内もせずに別れの挨拶をする目の前の人物。
装飾品を外した途端、何かに吸い込まれるように姿を消してしまったのだった。
ナレーション✏️
二人が最後に見たその顔には、狐の面がつけられていた。
ナレーション✒️
不可解な出会い。
一方的な会話。
それでも、彼女達が向かう先を決めるのには充分だった。
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#マスカレイドレセプション
#シュリ #シュリオリジナル
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ナレーター:綾瀬ろあ、アルフォート
ギン:Teophrastus
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