【我.々式】฿|a¢|< ฿⚪︎ard【合口昌】
黒()紫()
【我.々式】฿|a¢|< ฿⚪︎ard【合口昌】
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全てが寝静まった、少しだけ肌寒い夜。
誰にもバレないように抜け出してきたというのにこの男はいつも俺の行く手を遮ろうとする。
「……本当に行ってしまうんだな」
「まあ、こんな俺がおっても足でまといやろうしな…」
「皆そう言うと思うのか?」
「思わんから言っとんやろ、甘い奴らやから俺が突き放したらな、あかんねん」
「……俺達はお前の帰りを待ち続けるゾ」
「……じゃあな」
こちらを見据える鋭い瞳を背中に感じながら、俺はこの地を去った。
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◼……
💟……
︎❤︎︎……二人
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◼)君への涙はあの日と同じ
苦しい思いはいつもと同じ
💟)愛しい気持ちは昨日と同じ
揺るがぬ想いは明日も同じ
◼)誰もが意識の可視化をするが
僕に見えるのは二色じゃないか
💟)人の数だけ色があるのなら
僕の目は既に異常じゃないか
◼)見えてるものを犠牲にして
見えないものに手を伸ばして
💟)混ざり合うことは出来なくて
描いては消しての
❤︎)繰り返し
❤︎)黒い黒い板を真っ白に塗潰して
💟)僕はそこに自分を描いてみたいんだ
❤︎)頬に触れた君の冷たい指の痕が
◼)いつまで経っても消えてくれないよ
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