雨水の月と明けぬ夜
流離いのカエル
雨水の月と明けぬ夜
- 69
- 12
- 0
以前書いていた詩にようやくメロディをつけられました。
雨水の月が照らす
冷えた片足の先
やけにぼやけた視界に止まる
部屋の至る場所
君のカケラで
滲む 午前2時
聞こえないままで 見えないままで
凍えた心 重く沈んでくだけ
色を無くした瞳の奥から
今になって溶け出して溢れてくるんだ
ゆらゆらと揺れる
行き場のない想い
届くことなく雨に失せてゆく
キラキラと光る
貴方の記憶
夢なら覚めないで
また1人明けぬ夜
Comment
No Comments Yet.