無題 ①歌
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無題 ①歌
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テスト 音質どうにかならんのか
「どうなるんだろうね私達」
降り出した雨 夏の終わり 傘もささず雨にうたれた、あなたは言葉を紡ぎ出した
どこにも行けない私達は 玉響の幸せに惑わされて
今日も明日も笑い合えてた こんな日々が続くと思っていた。
もう一度あの夏を あなたがいた季節を繰り返して。忘れたくない手の温もりを 冷たい雨が奪っていく
あなたの影が薄れてく 日が落ちた街 道の端で
水溜りに映った記憶 残った後悔と憤り
明日を恐れた私達は ささやかな夢ばかり語ってた
今日も明日もおんなじ話を。 終わりなんて来ないと思っていた
私はまだ約束を あなたとした小さな約束を。
抱きしめている もう終わったのに 冷たい雨は降り止まない。
落ちてゆく 涙さえ 意味がないことなど分かっていた。さよならの夏 私は子供だった あなたに傘をさせなかった。
「どうなるんだろうね私達」
降り出した雨 夏の終わり
これがあなたの涙ならば
私はそこに歌を混ぜよう
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