【台本】 水鳥の羽は静かに落ちる
台本 ぎっとん
【台本】 水鳥の羽は静かに落ちる
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自作台本二本目、
余分なこと書くのがだんだんめんどくさくなってきた
から特に何もなしで本編へいきます、今回も説明はありません
あ、今回もBGMはつけません
以下台本
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高校三年生、春
バドミントン部最後の大会、
3回戦目で今年の優勝候補とあたり
俺の高校三年間の青春とやらは、幕を下ろした
「誰も応援…こなかったな…」
大会が行われている体育館と同じ敷地内にあるサブアリーナで行われた俺の試合は
本館で同じタイミングに行われた二年生のエースの子の試合があったため、
みんなそちら側の応援に行き人知れず終了したのだった。
「もう…練習やらなくてもいいんだよな…」
「たいしてうまくもないのに暑い中ゲロ吐くまで練習したりしてさぁ…」
荷物がまとめてある席にもどると、部長が泣いていた、どうやら彼の幕も降りたらしい
「すげぇな…」
何がすごいのか…自分の口からこぼれた言葉に
対して考える
「そっか…あいつはちゃんと悔しいんだな…」
俺は、もう振らなくていいラケットに、
拾わなくていい散らばった羽に、かけなくていいモップに
せいせいしていたくらいだった。
「でもさ…おれだってさ…バドミントンやってたんだよ…」
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自分でやったやつ
https://nana-music.com/sounds/0571a866
#朗読 #声劇 #一人声劇 #タグなんて嫌いだ
Comment
1commnets
- みらきゅるー。こんばんは。 とても読み手にとっては課題が盛りだくさんとなる滑舌練習にもなる素敵な台本でした。 また是非リベンジ投稿させてください。 ありがとうございました✩.*˚