声劇台本 掛け合い 『騎士の誉れと王子の戯れ』

☆騎士【ハルカス】×★王子【お名前】

#掛け合い #2人声劇 #二人声劇 #声劇 #台本 #声劇台本 #アレンジ自由 #ショコリータ #オリジナル #オリジナルソング #シンセ演奏 #シンセ伴奏 #１号伴奏 #１号BGM ☆騎士（殴られた感じで呻いて） ★王子「おはよう、団長さん。ご機嫌いかがかな？」 ☆騎士「（苦しげに咳き込んでから）…いいワケあるか」 ★王子「今日はとてもいい天気だよ。…といっても、この地下牢からじゃ、空なんて見えやしないけど」 ☆騎士「そんなことはどうでもいい。イカレた王子の世間話に付き合ってやるほど、俺は酔狂じゃない」 ★王子「騎士団長として大地を駆け回っていたキミは、今じゃカビ臭い牢の中。狂った王子に飼われる気分はどう？」 ☆騎士「そんなことより、他の団員たちは。王国はどうなってる」 ★王子「それを知ってどうするの？ 捕らわれて動けもしないキミに、何が出来るって言うんだ」 ☆騎士「黙れ！ 俺は、王に忠誠を誓った身だ。俺の命は、王と祖国へ捧げる為にある」 ★王子「ハッ、くだらない。忠義だの愛国心だの、虫唾が走るよ。…いいかい。キミは戦場では死ねない。騎士であるキミが生き絶えるのは、僕の目の前だ」 ☆騎士「俺を殺したいなら好きにしろ。ただし、お前の手元に残るのは、単なる抜け殻だがな。俺の魂は、俺のものだ（★に殴られる）」 ★王子「いいね…そういう目は、嫌いじゃない。思い知らせる甲斐があるよ。…キミの魂は、僕の手の中だってことをね」