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もう忘れてしまったかな夏の木陰に座ったまま
氷菓を口に放り込んで風を待っていた
もう忘れてしまったかな世の中の全部嘘だらけ
本当の価値を二人で探しに行こうと笑ったこと
忘れないように色褪せないように
形に残るものが全てじゃないように
言葉をもっと教えて、夏が来るって教えて
僕は描いてる、眼に映ったのは夏の亡霊だ
風にスカートが揺れて、想い出なんて忘れて
浅い呼吸をする、汗を拭って夏めく
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