キャンバス猫さん『トア』
HLAF/女王蜂
キャンバス猫さん『トア』
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🐾名前:トア
🐾性別:♂
🐾種族:キャンバス猫さん(中)
🐾性格:さばさばしている。素直じゃない。自由奔放
🐾口調:「だよね」「だよ」「だと思う」
🐾容姿
https://twitter.com/n4_gi/status/1259402753954050050?s=21
https://twitter.com/n4_gi/status/1259404518644576261?s=21
全身真っ黒な黒猫。
前足、後ろ足に白の靴下。
長毛種では無いが、毛は若干長め。
目はいつも半目で、凄く落ち着いている。
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主はいつも笑顔だ。
何でそんなに笑っていられるのか、僕には理解出来ない。
僕はあまり優秀ではないらしい。
まぁ、比べた事は無いんだけど。
周りの大人の魔法使いにそう言われていたから、きっとそうなのだろう。
はぁ…。この主も、僕が使い魔になるなんてお気の毒だよな…。
「ん?どうしたの?お腹空いた?」
「!」
「ふふふ〜、今日は奮発してマグロにしてみましたー!どうぞお食べ!」
「…」
マグロだって。名前は分かるけど、食べるのは初めてだ。
主がお皿を持ってくる。馨しい…なんともとてもいい匂いが僕の鼻を擽った。
目の前にお皿が置かれ、恐る恐る僕はマグロを口に運んだ。
「…美味しい!何これ!!」
「喋った?!!」
ビクゥウゥ!!――
突然叫んだ主に驚き僕は毛を逆立て固まった。
「あ、ごめん。使い魔になって3日も経つのに一言も喋らないから、てっきり喋られない子なのかな?って思っててさ!わ〜、お声可愛いねぇ!」
「いや…別に。喋る必要無いかなって思って…」
「何で!?」
「僕とお話したって…なんの意味も無いよ…ただ馬鹿になるだけさ。僕は出来損ないなんだ。はぁ、…こんな僕が使い魔になるなんて、主も災難だよね。」
主は黙ってしまった。そりゃそうだよな。
自分の使い魔が出来損ないだなんて、酷くショックに違いない。きっと、すぐにでも大人の魔法使いに変えてくれと縋り付くだろう。
そうしたら僕はまた、ひとりぼっちーー
「馬鹿!出来損ないってなに!?誰がそんな事言ったの!?」
「…え?」
「私の可愛い可愛い使い魔に何て酷いことを言うの!?さぁ、早く教えなさい!!?ギッタンギッタンのメッッタメタにしてやるんだからぁーー!!」
驚いた。
主は、どうやら僕の為に怒ってくれているようだ。信じられない。夢みたいだ。
大きな声で怒り続ける主を見て、胸のあたりがポカポカとあたたかくなった様な気がした。
ああ、そうか。嬉しいんだ僕は。
「主…ありがとう…」
主は力いっぱい抱きしめてくれた。
この人の使い魔になれて良かった。
よろしくね、主。
――――
大人の魔法使いから出来損ないと言われたせいで酷く自分にコンプレックスを抱いている。だか、それは幼い頃の話。今は周りに引けを取らない実力の持ち主なのだが、自分は気付いていない。
火力魔法が得意。好物はマグロ。
#女王蜂 #アコギ
歌詞
簡単な英語しかわかんない
踊るの大好き 健康第一
憧れとコンプレックス 大渋滞
カーステでノリノリ カーストは飽き飽き
試されてる いつもいつでも
恵まれてるかどうかを
楽しくしていたい 泣きたくないから
問いただす 神さまがいなくても
もうカッコつけてくしかないじゃん
そのまま このまま 降り注ぐひかり
ねえ 半分なんて思ったことないぜ
このまま そのまま 突き進むひかり
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