或る化け猫の恋物語 / Piano ver.
Nem
或る化け猫の恋物語 / Piano ver.
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最初はホタルのような光の粒だった物が、徐々に"猫のような生物"へと形を変えた。
小さくてモフモフしてる…可愛い…
「…貴方が私の使い魔さん?」
そう訪ねると、「私」を見て話し始めた。
「そうだけど…何その生暖かい目。
身体が小さいからって侮らないでよね。
君よりは魔法の知識があって落ち着きもあると思ってるし、賢いよ。」
前言撤回。全然可愛くない。
「ああ、でも君…"理知"と"勤勉"を重んじる派閥の子なんだっけ。…これからの成長に期待、って所かな?」
「黙っていれば言いたい放題…
入学したばかりなんだから魔法の知識が無いのは当たり前でしょ。
これからどんどん覚えて貴方よりも魔法上手くなってみせるから!」
「…楽しみにしておくよ。」
これからこの使い魔と上手く関係を築けるのか物凄く不安だけど…頑張るしかない。
密かに決意を固めながら、ニヤリと嫌な顔で笑う"彼"を睨みつけた。
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魔法学校での「私」
https://twitter.com/aya_kogemame/status/1256504878702051329?s=21
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✼使い魔
名前/ルカ
種族/小さなキャンバス猫
外見/現在は白猫。長毛。
性格/皮肉っぽい
好きなもの/星
嫌いなもの/人間
秘密/以前、貴方に会った事がある…?
••✼••名前の無い魔法学校 「使い魔に祝福を」••✼••
#或る化け猫の恋物語 #Nem
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