【声劇】戦うことと守ること【台本】
【朗読者】海胆 【台本】レイ
【声劇】戦うことと守ること【台本】
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一言だけだ。
今気付いた、本編自分で読んでるから抑揚つけにくい
【台本】
「人を斬るのはつらくないですか?」
私は彼に聞いたことがある。でも、彼は何を今更といったように首を横に振るだけだった。
私は人を守るために戦っていた。けれど、できれば人を傷つけるなんてしたくない。だから、私はいつも耐え続ける。
同じ戦場という場所にいても、考えることは人それぞれなのだろう。私は何故、この世界でも戦い続けているのだろう。
ふと気づくと、私の足下に小さな水溜りができていた。この世界で雨なんて……と思った瞬間、私の目から雫が落ちていった。
気づいて止められるわけもなく、私は彼の前で少し嗚咽を漏らした。
今すぐに隠れたかった。
どこかに消え去ってしまいたかった。
その時、私の目元に微かな(かすかな)温もりが触れた。
触れる体温は、彼の指だった。
「傷つけたくないのなら我が戦う。お前は後ろで皆を守っていろ」
この人も、仲間を守りたかった人なのだろうか。守れずに、終わってしまったんだろうか。……私は、この人となら、傷つかずに戦えるでしょうか。
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Comment
3commnets
- 海胆(うに)
- なるみ自分も言ってたんだけどさ、我が戦うってなってるのね、でも俺がって言っちゃったよね、でも、いっか。てかさ?この作品いいよね、コラボする人なくて勿体ない。セリフ空けたバージョン作るから入れてもらおうかな?
- なるみなるほど〜!😳👏👏👏 セリフ抜いてる方を聞いた時、え?入る?💦って思ったけど、ピッタリ!👍