金子みすゞ 朗読
緑の歌/上妻宏光
金子みすゞ 朗読
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「なきがら」「みえぬけれどもある」
という言葉がコロナと重なって、、、
応援がわりに読ませて頂きました。
雪
誰も知らない野の果で
青い小鳥が死にました
さむいさむいくれ方に
そのなきがらを埋めよとて
お空は雪を撒きました
ふかくふかく音もなく
人は知らねど人里の
家もおともにたちました
しろいしろい
被衣(かずき)着て
やがてほのぼのあくる朝
空はみごとに晴れました
あおくあおくうつくしく
小さいきれいなたましいの
神さまのお国へゆくみちを
ひろくひろくあけようと
星とたんぽぽ
青いお空の底ふかく
海の小石のそのように
夜がくるまで沈んでる
昼のお星は眼にみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
散ってすがれたたんぽぽの
瓦のすきに、だァまって
春のくるまでかくれてる
つよいその根は眼にみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
テレビ大阪系列全国ネット
「和風総本家」テーマ曲
#和風総本家 #緑の詩 #ピアノアレンジ #instrumental
Comment
3commnets
- グリーン王子@ nanaお休み
- 紫野 △
- グリーン王子@ nanaお休みnanaにはこういう楽しみ方もあるのですね! 🤯詩の朗読はまったり聞けて良いですね。 黙ってをだーまってと伸ばすところ。じーっとしてる時間の長さを表現されてるのですね〜オリジナリティに拍手!