能古島の片思い
井上陽水
能古島の片思い
- 14
- 4
- 2
ご一緒に歌わせてもらいました〜〜
「風来坊もとくんさん」
この歌
大好きです
今から
40年も前くらいの
陽水のうた
変声期前は
高い声も出たんだけど
いつの間にかやらワタシも
61歳の爺
素晴らしい歌と伴奏ありがとうございました〜〜〜〜
歌:井上陽水
作詞:井上陽水
作曲:井上陽水
🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊
つきせぬ波のざわめく声に今夜は眠れそうにない
浜辺に降りて裸足になればとどかぬ波のもどかしさ
僕の声が君にとどいたら ステキなのに
つめたい風は季節を僕に 耳うちすると逃げてゆく
ときおり砂はサラサラ泣いて 思わず僕ももらい泣き
僕の胸は君でいっぱいで こわれそうだ
遠くに見えるあかりは
南へ行く船の幸せかな
悲しいだけの今夜の気持 なにかをすればまぎれると
星屑なんか数えてみても涙でそれも続かない
君が僕の中にいるかぎり
波の声で僕は眠れない 本当なんだ
🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸
井上陽水「能古島の片想い」に見る片想いの美学
1973年、井上陽水はシングル「夢の中へ」がヒット、3rdアルバム「氷の世界」が日本レコード史上初のミリオンセラーとなり、以前の曲までも遡って注目された。2ndアルバム収録の「能古島(のこのしま)の片想い」の美しい歌詞、声、メロディーは、井上陽水の心のふるさとを色鮮やかに想像させてくれる。
70年代フォーク、ニューミュージックを先導した二人の天才
「陽水IIセンチメンタル」がリリースされた1972年は、吉田拓郎(当時、よしだたくろう)の「結婚しようよ」が大ヒットした年だ。吉田拓郎と井上陽水は、70年代フォーク界の二大巨頭であり、日本の音楽史を塗りかえたスーパースターであるのは間違いないと思う。二人は、学生運動、反戦運動などを根底に強いメッセージ性をもった60年代フォークとは異なる、70年代という時代を映したフォークを生みだした。シンガーソングライターという言葉が一般に広まり、「ニューミュージック」というジャンルにつながった。
ひとつの時代が終わり、新しい時代が幕を開けた。1971年には、グループサウンズで一番人気だったザ・タイガースが解散し、天地真理がデビューし、その後花の中3トリオ、新御三家と華やかな国民的アイドルが誕生した。歌番組が全盛時代だった70年代だが、井上陽水、吉田拓郎はテレビ出演を拒否し、コンサート活動やアルバムに重点を置いて活動した。テレビで1曲を披露するだけでは表現しきれないという本人たちの想いもあっただろう。聴く側もシングル1曲では把握しきれず、アルバムで丸ごと彼らの世界観、音楽性とじっくり向き合い浸りたい人が多かったのではないかと思う。
「陽水IIセンチメンタル」には、のちにモックン(本木雅弘)がカバーした「東へ西へ」をはじめ、「夏まつり」「つめたい部屋の世界地図」といった名曲が収められており、その「センチメンタル」というもの悲しく繊細で女性的な世界観は、それまでのフォークとは異質のものだったのではないだろうか。
Comment
2commnets
- こうじ
- モトくん🤠コラボしていただいて ありがとうございます。 併せて、いろんなこの唄の情報満載で、大好きなのがよく分かりました。 また、コラボお願いします。