【二人声劇】マーマレードココア
語り手:A() B() BGM:びすけっと様 台本:アカガネ
【二人声劇】マーマレードココア
- 30
- 4
- 1
びすけっと様の曲から想像した日常の一コマです。
切ないイメージを感じたので、何気ない日常から一転してシリアスへとまっしぐら。
最後まで聞いたあとに前半部分を聞くと、また印象が変わって二度美味しい(?)と思います。
---------------------------------------
(01:28~)
A「ほら、お前の分も入れてきた」
B「……ん? ああ、ありがとう、ちょうど脳が糖分を欲していたところだ」
A「また随分と小難しい本を読んでるんだな」
B「興味があるかい?」
A「いんや、欠片も」
B「だろうね」
B「……美味しい。うん、また腕を上げたと見える」
A「そりゃあ毎日のように入れてればな」
B「クラスメイトにも振る舞ってあげるといい」
A「そんな面倒くせぇことするかよ」
B「ほっほーう、それはつまり自慢の腕を振るうのは私にだけということだね?」
A「お前、頭は良いけど馬鹿だよな」
B「照れるな照れるな、きみのそういう行動で示すところが私は大好きなんだ」
A「だったら、少しは照れた顔をしろってぇの」
(00:40~)
A「……なあ、こんないつもどおりでいいのか?」
B「何か不満でもあるのかい?」
A「俺じゃねぇよ。何かないのか? 行きたい場所とか、やりたいこととかさ」
B「ないさ……いや、一つだけあった」
A「なんだ? 言ってくれ」
B「傍に居てほしい」
A「そんなのっ……わがままの内に入るかよ……!」
B「……ふふ、酷い顔だ。これじゃあどっちか病人か分からないね」
---------------------------------------
■A
ぶっきらぼうで素直ではないが彼女であるBを大切に想っている。
本人は無類の甘党でBのためにという言い訳でココアのレシピがどんどん増えていく。
Bがココア好きではないことに実は気付いているが、自分が甘党なのはいいことにその勘違いを正さずにいる。数少ない優位に立てる切り札として隠し持っているとも言う。お前達は一体何と戦っているのか。
■B
論理的でからかうような態度。本音を出す時ほど言葉数が少なくなる。
大病を患い余命宣告を受けるが最期まで特別ではない日常を彼氏であるAと過ごしたいと考えている。
特にココアが好きだったわけではないが、過去の勘違いでAにココア好きだと思い込まれて、いつもココアを用意するようになったので「Aの用意するココアが好き」になる。
---------------------------------------
※お願い※
・アドリブ、アレンジに関しては著しい台詞改変以外は特に問題ありません(口調、一人称、性別までお好みで改変してください)
・台本の時間表示は目安で演技の間の取り方などで前後する可能性があります
#声劇 #掛け合い #二人用台本 #2人用台本 #二人声劇 #二人声劇台本 #日常 #恋愛
Comment
1commnets
- kai台本お借りしました、ありがとうございました!