朝を呑む
読み手:『』 台本:たかね BGM:愛音様/朝を呑む by バルーン
朝を呑む
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⚠️もし台本を読んでくださる場合、BGM元である愛音様のサウンドにも拍手とコメントを残してください。最低限のマナーです。
さて、ついに3作目です。
安定の暗い重い台本です。ごめんじゃん。
『これはどうしようもない関係を続けた男の子の最期の思い出話』
今回、かなりゆっくりめに読んでいただければと思います。
一人称、アドリブなどは自由にしていただいて構いません。
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(1:26)
これは僕たちの話です。
よかったら、聞いてってくださいよ。
(1:17)
始まりはどこまでも笑い続けていました。
そこにはただ幸せしかなくて
この先もずっとそうやっていれると思っていたんです。
(1:05)
どこで狂ったんですかね。
分からないけれど、どこかで歯車がずれて
お互いを傷つけあうようになりました。
(0:53)
でも、離れられませんでした。
人はこれを依存というのでしょうね。
でもそれでよかったんです。
だって、もうお互いがお互いの生きる理由になってしまっていたから。
僕たち自身ではもうどうすることも出来なくなっていたのです。
(0:30)
お互い一緒にいるしかなくて
でも傷つけ、傷つけあって
ごめんなさい。
もうこの現実に耐え切れません。
今から2人で逃げようと思います。
弱くてどうしようもない僕たちを許してください。
さよなら
今日、僕たちはこの朝を呑んでこの世界から消えます。
#きちの台本
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