【台本】壊れた人形さんの話【声劇】
朗読者様
【台本】壊れた人形さんの話【声劇】
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#声劇 #ホラー #一人声劇 #声劇台本
BGM 黒猫@ピアノ様
声劇を初めて書かせて頂きました、白椛りゐふ。と申します!初挑戦なので拙い部分があるとは思いますが、是非コラボして頂けたらなと思います!出来れば拍手とか欲しいです!
追記 2020/04/19 一分三十秒に収まらないという声を多くいただきましたので少し削りました
追記 2020/04/26 またも収まらなかった為、試行錯誤の元大幅に内容を削減しました。また、その保管の為あらすじを増量しました。
設定
どこからともなく現れるという物語の語り手を名乗る怪しい青年の都市伝説。彼の物語は思わず引き込まれてしまう程の魅力を持っているが故、聞き手は不思議と話にのめり込んでしまう。
しかし彼の話を直接聞いた後、その人物はどこかへいなくなってしまうという。
毎日同じ仕事の繰り返しに疲れたとあるサラリーマンは先輩との酒に付き合わされ、酔ってしまった。酔い醒ましにフラフラと外出するとそこには青年が。お代は結構、話だけ少し、というせいねんの話にサラリーマンはみるみる引き込まれ……
セリフ
おや、お兄さんどうかされましたか?
……あぁなるほど、酔い醒ましに、ですか。
それでわざわざこんな所に。
え、私?
私はただのしがない噺屋ですが……あ、そうだお兄さん!物語をおひとつ、聞いていきませんか?
ほらほら、ここに腰掛けて。
──ん?面積が狭くて尻が痛い?
それくらい我慢してくださいな。
そうですね……働く人形さんの話なんか……いやいや、子供っぽいだなんてそう仰らずに。聞いてみたら意外と面白いやもしれませんよ?
そうこなくては!
──それでは働く人形さんのお話、はじまりはじまり。
昔々、ある所に人形があったそうで……
──そしてその人形はとうとう壊れてしまいましたとさ。おしまい
如何でしたか?
それはそれは。お楽しみ頂けたようで何よりです。
──では、最後までご清聴頂き、ありがとうございました。
私はこれにて……
あ、最期に一つだけ。
耳を済まして……聞こえませんか?
ほら、電車がすぐそこに……
ふふっ、──それでは、さようなら。
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