声劇「静かな日の時すぎて」
少女 ○○ 青年 634
声劇「静かな日の時すぎて」
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ひとりごとでもあり、ふたりごと。青年視点独り言でやりました
少女お願いしますm(_ _)m
青年「ふぅ、ようやくたどり着いた。歩くと結構かかるもんだな」
少女「やっときた!来るの遅い!」
青年「久しぶり。まとまった休みが貰えて、やっとこれた」
少女「どう?最近。あの仕事まだ続けているの?」
青年「相変わらず変わってないな」
少女「相変わらず忙しい仕事なんだ」
青年「まぁ、ようやく慣れてきたのかもな」
少女「初めの頃は文句ばっかりだったのに!忙しい!大変って!」
青年「でもいいところだ、静かでいい」
少女「ただ黙々とパソコンとにらめっこしているだけでしょ?」
青年「昔からこういうのが好きだったからな」
少女「昔から黙々と何か作業しているの得意だったもんね」
青年「あ、そうだ。はい。この花、一番好きなんだろ?」
少女「わぁあ!ありがとう!どうしたの!」
青年「シオンっていうんだな、この花」
少女「懐かしいなぁ、覚えてる?この花を探しにいった日」
青年「よくある野菊だから身近なところにあるだろうって、」
少女「川原や森まで探検して、あの後ふたりでお母さんにものすごく怒られて!」
青年「そうしたら、うちの近所の花屋で偶然見つけてさ」
少女「これで二度目のプレゼントだね、ありがとう」
青年「だめだな……」
少女「?」
青年「ついつい独り言が多くなる」
少女「また頑張れそう?」
青年「うん、また来るから」
少女「ふふ、……またね」
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