声劇 君のヒーローに

台本:あいざわ 読み手:○○

＿だから、私にとって 君は凄く強く見えたんだよ。 何も出来ない弱い私 と 人を助ける強い君 解釈も演じ方も人それぞれ系台本(？) でも長くなったからちょっと短くしたら 訳わかんなくなった気が... 大目に見てください... ☪︎アレンジ全然OKでございます。 ☪︎長ければ切って大丈夫です。 ☪︎性別逆転もありです。 ☪︎コラボの際は拍手かコメントをして下さると 喜びますので、良かったらお願いしますね。 台本↓ 小さい頃、私はヒーローが好きだったんだ。 今の私を見ると、 ちょっと意外かもしれないけどね。 困っている人の為に、敵をやっつける後ろ姿が とても格好良く見えた。 それで私も、 大きくなったらヒーローになりたいなんて 密かに思ってたっけ。 今、大人になった私は 自分がヒーローになれないことを知ってる。 小さい頃無理しすぎたせいで、弱くなった身体。 それでも頑張ろうとしたけど、やっぱり駄目で。 身体を張って助けたら、 きっと自分まで死んじゃう。 だから、私にとって 君は凄く強く見えたんだよ。 それこそ、ヒーローに見えた。 ...それと同時に、 君が遠ざかっていく気がして寂しくなった。 でもね、私は知ってる。 君が、本当はちょっとだけ弱いこと。 平気なふりしてる裏側で、 ちゃんと辛い思いをしてること。 そんな君の弱い部分を見た時、 「ああ、私が支えなきゃ」って思ってね。 こんな私だけど、 ちょっとヒーローに近づけた気がしたんだ。 私には君みたいに 大勢の人を助けられる程の腕がなくても、 君一人くらいを助けられる腕はあるみたい。 要するに、私は君のヒーローになれるなら それで十分ってことかな？ ふふっ、ヒーローっていうほど 大それた事は出来ないけどね。 #声劇 #声劇台本 #朗読 #朗読台本 #本と万年筆