「桜のキミ」15作品目
台本(てんちゃん)×🍂(コラボ様)💐(コラボ様)
「桜のキミ」15作品目
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自由に表現してくれて結構です。
アドリブもokですし、読み方を少しアレンジしてくれても構いません。 #必ず聞きに行きます #コラボの際は一言ください #拍手返します #声劇台本 #二人声劇 #自由表現ok #掛け合い #出会い #不思議 #優しさ
※セリフ・心の声でちょうど90秒で収まるかもです※
「桜のキミ」 15作品目
🍂(俺は、1人桜の並木道を歩く。)
「綺麗だな……。」
俺は、立ち止まると桜の木を見上げる。
🍂「……。」
桜の木の上には、少女がいて、歌を歌っていた。
🍂(歌声が聞こえると思ったらこのこが歌っていたのか……てか、何で桜の木に登って……。)
🍂「おーい、歌ってるときに申し訳ないけど、なんでそこにいるの?降りれないの?大丈夫?」
俺は、いつの間にか少女に声を掛けていた。
💐「……え?あ、いえっ……ごめんなさいっ……えっと……わっ……!!」
少女は、俺に気づくと手を滑らせバランスを崩し落ちる。
🍂「危ない……!!っと、大丈夫?」
俺は、何とか少女を抱きとめられた。
💐「ご、ごめんなさいっ……!!」
少女は、慌てて俺から離れると頭を下げた。
🍂「何で、桜の木に乗ってたの?」
💐「……それは……この桜の木に歌を歌ってほしいと頼まれて……。」
そう言って、少女は、和やかな顔で桜の木を見上げる。
🍂「……。」
🍂やばい、変な子に声をかけてしまったかも……。
🍂「桜の木に頼まれた?」
💐「はい……昔から、植物と話せるんです、私……。この桜はもうかれこれ20年は経っています……。いつも、この桜の木に話を聞いてもらったりして……この子は、私の親友です。」
少女は、桜の木に触れるとそっとつぶやく。
🍂「……そうなんだ……。素敵な歌声だったよ……。」
💐「え……?」
🍂「とても、綺麗な声だった……。ねぇ、もう一度歌ってみせてよ……。」
💐「……はい、わかりました。」
少女は、少し顔を赤くしてしばらく黙りこむとそう返事をして歌いだした。
🍂植物と喋れるか……。
🍂この子は、きっと……自然に恵まれてこの自然を大切にする……。
🍂優しくて素敵な女の子だ……。
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