声劇台本【16歳で逝きたかった】
読み手(てつ)
声劇台本【16歳で逝きたかった】
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すごく切ない声劇( இ﹏இ )
時間内に全部読めなかった(ガクッ)
生まれたときからぼくは体が弱かった。
体力も無く、肺も小さくて、胃にも異常があり食事の制限があった。
それでも、ぼくの誕生日には特別なケーキをプレゼントしてくれた。
とても暖かくて幸せな毎日だった。
ここに来てから3年くらいが経った。
なんだか視界がぼんやりとするようになり、1日に1回吐くようになった。
お母さんが用意してくれたご飯も、お父さんが買ってきてくれたおもちゃを見ても興味がわかなかった。
ごめんなさい…
2ヶ月後。
…ぼくは呼吸もできてる。体は、少ししか動けないけど、まだ大丈夫。
来月の誕生日は、ぼく、ちゃんと頑張るよ。
だから…せめて、誕生日だけは……
あの子が天国へ行ってからもう1年…
向かい入れた子供は体が弱かった。
わかっていたけど、段々と弱っていくのが怖かった。初めての子供を、家族をなくしてしまうのが。
でも、とても暖かくて幸せな毎日だった。
残り時間までにあの子の誕生日を祝うことができなかった。
やっと16歳になれるのに。たった12歳で…
ごめんね、祝うことができなくて。
世の中には、動物を家族だなんて思うのはおかしいって言う人もいるけど、家族と思えるほどの愛情を持てたりする。
だからこの子は…私たちの大切な家族。
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