碧春

「」『』

青を碧く駆け抜けた 全てが僕の音になる ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「私、好きよ」 「リオの音が大好きよ……！」 『』:彼女からはどこまでも真っ直ぐな音色がした 「あはははは！」 『うわ、冷たっ』 「すごいよ、何も知らない音がする！」 『……ったく』 『』:それは 数年の内に消え去ってしまう一瞬の 「ねぇ！リオ自転車後ろ乗せて！！」 『重たいんだけど、』 「なんか言った？」 『……しょうがないなあ』 『』:美しい 光のいたずらのよう 「リオ、覚えていてね」 『』:覚えてる 「リオの音はこれからもっとすごくなる」 『』:うん 「リオの才能はこれからもっとすごくなる」 『』:うん 「リオはもっと強くなる」 『』:…………うん 「ずっと、 ずっと隣でリオの音を聴いてられたらいいのにな……」 『ずっと聴かせる、やくそく』 「……また君の音を聴かせてね」 『当たり前だろー？』 「約束だよ」 『』:僕の当たり前であった君 どこかで元気に暮らしていますか？ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ リオ『』:現在プロのピアニスト兼作曲家 「碧春」という曲が作曲家しての代表作。 「」:高校の同級生。 音楽の力とリオの才能を誰よりも愛していた。 ※伴奏あっての台本です。 使用される際はどうか伴奏サウンドにも拍手、コメントをお願いします。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ #声劇 #掛け合い #掛け合い台本 #はるの温度