モノクローム
戸松 遥
モノクローム
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相変わらず高い声が出ません!お耳汚し通ります。
そっとこぼれた白い息 伝えたかった言葉のかたち
きっと温もりのぶんだけ 空はほんのり明るくなった
その背中をおす出会い それは望んだイニシエーション
じっと暗闇目をこらす 孤独はもう終わっていた
悲しみに濡れた翼 かさなりあう純白へ
渡しあった 未来へのやさしい勇気
誰も知らない世界の 夜明けを待っている鼓動
光を連れて旅立つ わたしにはじまる明日
舞う雪は星の欠片 天体に手をのばして
行き交う願い 信じているよ
すべては今 モノクロームの中
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