⑱助けた意味
劇団indies
⑱助けた意味
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昴「鴉…僕の父上と母上を憎んでいただろうにどうして僕を助けてくれたの?」
鴉「別に恨んではねぇよ。お前を助けたのは利用したかったからだ。お前が…、お前の肩書きがなくてはタイムドを封印するための勢力が足りなかった。」
昴「…表にあまり出ていないのにも関わらず人柱になってまでタイムドを止めようと思うのはどうして?」
鴉「烏の為だ。」
昴「…君がいなくなったらその烏はどうなるの?」
鴉「野生に帰るさ。あいつらもわかってる。」
昴「分かっていたとしても、悲しいよ。…彼らも、僕も。」
鴉「お前に何がわかる!生まれてから人柱として育てられた俺にとってはそうなるしかないんだ。」
昴「そんなことないよ、絶対なにか道があるはずだよ!」
鴉「…うざい、俺に構うな。」
昴「嫌だ、僕は諦めないよ。」
鴉「言ってろ。俺は寝るぞ、お前も早く寝ろ。」
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