⑩決別
劇団indies
⑩決別
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守「泪と通じゃないか…思い詰めた様子でどうしたんだ?」
通「タイムドの封印が解かれました。」
泪「通…!!」
通「そして、今は泪が制御していてタイムドは地下に匿っています。」
守「…なんだと?」
通「詩様は…この世の生き物全てを消そうとしています。」
守「…そうか、わかった。そうとわかればこうしてはいられないな。詩のすることだ、どうせ俺を殺そうとするだろうし泪もどうなるかわからない。今すぐここから逃げた方がいいだろうな。」
泪「源の国に烏一族の者が一人いるはずです。彼ならタイムドを再び封印できるはず。」
通「さっきいないって言ってたけど…?」
泪「あれは守様に逃げてもらいたかったので嘘をつきました。通も共に逃げましょう。」
通「いや、僕は残るよ。駄目だと伝える人が一人ぐらいいてもいいし僕は彼に恩がある。」
守「わかった、…それじゃあ今日の夜にでも逃げよう。」
響「話をしているところ悪いんですが帆川様と鈴音様が見られましたよ。」
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