【予告風声劇】プロメアの虚構劇
ヒセキ「」× カイコ「」
【予告風声劇】プロメアの虚構劇
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微笑みは微睡みに消え、散って。
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[音入り]
ヒセキ:光り輝くスポットライト。
カイコ:独特な書斎の香り。
ヒセキ:夢を生きて、
カイコ:命を捨てた。
ヒセキ:「亡くした記憶は何処へ?」
カイコ:「君は殺された、何故?」
ヒセキ:謎は解けないまま。
[ブザー音][二人同時に]
「「さあ、虚構劇を始めよう。」」
[音入り]
ヒセキ:「ああ、明日私がここで死んでしまうとするならば、君は私の為に泣いてくれるのでしょうか。」
ヒセキ:「それとも君は、」
[二人重ね合って]
ヒセキ:「私のことなど、興味すらないのでしょうか。」
カイコ:「僕のことなど、興味すらないのでしょう。」
ヒセキ:「……それはそう、まるで、ゆ」
カイコ:「───ぁ、夢のよう、で。」
[無音]
カイコ:今生きているこの一分一秒が一体何であれ、君が死んだ事実を覆す理由には、なり得ないのだから。
[ブザー音]
カイコ:「さあ、虚構劇を始めようか。」
ヒセキ:「「プロメアの虚構劇」」
カイコ:「劇中で起こったあれは、ただの"不慮の事故"でした。彼女は今何処で何をしているんでしょうか。さて、これで虚構劇はお終い。めでたし、めでたし。」
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ヒセキ
▹▸元有名な劇団員。劇中で"不慮の事故"により身体機能が停止した自称幽霊。微睡みに魂が取り込まれた為、人間としてでは無く人々の夢として生きる。自分が死んだ時のことは覚えておらず、「 」という感情が心を渦巻いている。女性。
カイコ
▹▸父の書斎を管理する俗にいう"貧乏人"であり、ヒセキとは旧知の仲。療養中の弟がおり生活費等のお金は諸々病院に。生きることに対しての執着が薄く、人間と"対等な立場"になることを嫌う。実は極度の人見知りで"貧乏人"であるのはそういう理由。男性。
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最後にひとつ、ただの虚構劇でした。
[お借りした音源]
DOVA-SYNDROME 様
▽Lightforest
written by こおろぎ
その他効果音は各サイト様からお借り致しました。
編集▹▸ 揺音うこ
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おはようございます。
揺音うこ、と申します。
台本のコピペや性別転換はおやめ下さい。
コラボして、無音の時間たっぷり使って1分30秒になります。ご質問等ございましたら、お気軽に。
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#声劇台本 #うこばなし
Comment
3commnets
- えびコラボ先にてお借りしました!!
- アオコラボ先にて素敵な台本お借りしました!ありがとうございました!
- 帰朝 繹こちらの台本をお借りしました。 素敵な台本をありがとうございます。