【一人声劇】『籠屋の客~招転街裏話~』
籠屋の客『コラボ者様』 台本:藤飴かんろ
【一人声劇】『籠屋の客~招転街裏話~』
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気にせず…1:30フルで読んで下さい。
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◯多少のアレンジ
→大幅なアレンジの際は投稿前にご相談下さい。
◯アドリブ
❌キャラの性転換
→◯女性演者が「少年または男性」として演じる
❌台本の趣旨から逸脱・無視した改変
❌悪ふざけ目的のコラボ
❌無断転載・転用
❌キャプションへの台本の貼り付け
❌無許可で台本外を読むこと
秒数はあくまで目安です。
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猫又に案内された『招転街(しょうてんがい)』。
魂の一部と引き換えに…
願いをかなえてくれる不思議な場所。
籠屋から赤い鳥を買った男のその後…。
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秒数はあくまで目安です。
【その他の招転街シリーズはこちら】
https://nana-music.com/sounds/0623045b
〜台本開始〜
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招転街を出ると…
買った鳥は雪のように消えてしまった。
そして思い出す…前世の『私』が、
どれほど愚かだったのかを…
『私』は…国の事も、彼女の事も
天秤にかける必要などなかったのだ。
弱かった『私』は…『想い』を捨てて逃げ出した。
『楽な道』を選んだ『私』への罰であり、
代金として…籠屋は鳥の羽を一枚奪った。
失ったのは…『彼女との記憶』。
彼女の名前も声も姿も……永遠に戻らない。
愛した人がいたという『記録(きろく)』だけが、
私の中に残り香のように漂っている。
ふと…家で待つ妻のことを思い出した。
現世(げんせ)の妻は変わり者で…
取引先で見かけた私に一目ぼれしたそうだ。
得意先の一人娘だったこともあり…
我が社にとって都合がいいからと…結婚した。
無関心で愛情などありはしない。
それでも彼女は、毎日『愛情』を向けてくれる。
前世では人を愛せなかった。
だから…現世(げんせ)ではちゃんと妻を愛せる男になろうと思ったが…
どんな顔をして帰ればいいかわからない。
戸惑いながら家に帰ると、妻はいつものように…
「おかえりなさい、あなた」とほほ笑んでくれた。
私はその時『初めて』…妻と目が合った気がした。
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【使用音源】
●効果音ラボ様より
・アスファルトの上を走る2全力疾走
【編集】
藤飴かんろ
コラボしてくださった方々・:*+.\(( °ω° ))/.:+
●ヂチルさん
https://nana-music.com/sounds/0578ebef
●Comicさん
https://nana-music.com/sounds/062aa55c
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Comment
1commnets
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊ありがとうございました✨