声劇 放課後の月

台本:あいざわ 読み手:碧斗→○○ あいつ→○○

死んだら何処へでも行ける。 ＿なら、月は？ あいつは今日も俺の机に来る。 無造作に置かれたあいつのイヤホンから流れる ケネディ大統領の声とアポロ11号の無線。 そんなの聞いて何が楽しいんだか。 大体あいつは英語苦手だし。 シリーズPlaylist↓ https://nana-music.com/playlists/3697878 ☪︎アレンジ全然OKでございます。 ☪︎長ければ切って大丈夫です。 ☪︎性別逆転ありです。 ☪︎コラボの際は拍手かコメントをして下さると 喜びますので、良かったらお願いしますね。 台本↓ ☆→あいつ ★→碧斗(あおと) ☆「碧斗くん。 僕ね、月に行ってみたいんだよ。」 ★「...ふーん。」 ☆「あっ、素っ気ないな〜 もうちょっと興味持ってよ！」 ★「別に知らねぇよ。俺は一生地球でいい。」 ☆「ええ...夢がないな、碧斗君は。」 ★「無くても生きていけんだろうが。」 ☆「....まあ、碧斗君らしくていっか！ 僕ね、死んだら月に行くんだ。」 ★「んぁ？死んだら？ それじゃ行けねぇじゃねぇか。」 ☆「分かってないなぁ。 きっと、生きてる間は月に行けないでしょ？ よっぽどの事がない限りね。」 ★「まぁ....そうだな。」 ☆「それなら！死んでから行けばいいじゃん！ 死んだら魂だけになって、 何処まででも飛んでいけるんでしょ？ なら、月にも行けるはずだよね！」 ★「お前...暴論すぎると思わねぇのか...？」 ☆「それくらい月に行きたいってこと！ だからさ、碧斗君。」 ★「なんだよ。」 ☆「僕がもし死んだら、月を探して？ きっとそこに僕はいるから！」 ★「探せねぇよ。 そうなると俺の方は生きてんだから。」 ☆「それじゃあ....あ！ 碧斗君が宇宙飛行士になればいいんだ！」 ★「戯け。」 ☆「痛てっ」 #声劇 #声劇台本 #朗読 #朗読台本 #二人声劇 #本と万年筆