【声劇台本】少年B

【音楽】Zzz.様【声】あなた【台本】青木 街

僕は生きる価値も無い。 Aにはなれない。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【台詞】 僕は昔、 寒木（かんぼく）の朽ち葉が落ちていく光景に 異常な程の興奮を覚えた事がある。 その頃から特殊な性癖の片鱗は見えていたのだ。 ある日僕は 冷めやらない激情を抑える為に 人形の頭を割った。 だが“駄目”だった。 その時分かったのだ。 僕は『生を受けた者が命を落とす瞬間』に対して異常な程の劣情と執着心を燃やすのだと。 それが普通では無いことぐらい百も承知だ。 『人を殺してみたいんだろ。』 鏡に映る自分が恍惚とした表情で僕に言う。 『彼女が線路に落ちた時 お前、笑ってたじゃないか。』 自分の汗ばむ首筋に手を這わせて、 ……思いきり、指先を押し込んだ。 くるしくて へんなかたちでも ゆるしてくれるかな どうか僕を、認めてくれよ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ こちらの台本に関しては一人称の変更等考えておりません。ご了承ください。 Zzz様、綺麗な音色をありがとうございました🌸 【台本についてのお願い】 台詞のコピーと貼り付けはお控えください。 コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。 こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。 よろしくお願いします。 ここまでご閲覧頂きありがとうございます。 #街のほんだな