#上を向いて歩こう #坂本九 #懐メロ #ちび #20ちび
今から50年前、全米を制したのは日本の音楽だった。
もう「上を向いて歩こう」は僕だけの歌じゃない。世界中の人の歌なんだ。
生意気なこと言うみたいだけど、「上を向いて歩こう」って世界中の人への素晴らしいメッセージだと思いませんか?
僕はそのメッセンジャーボーイになれただけでも光栄です”(坂本九)
今から50年前、全米を制したのは日本の音楽だった。
坂本九「上を向いて歩こう」は、英語タイトル「SUKIYAKI」として、1963年6月15日に、Hot100で1位を獲得、その後3週間首位を守り続けた。その後、カヴァー曲が80年代、90年代もHot100にチャートインを繰り返し、日本の、ではなく、世界中の歌となった。この偉業を塗り替える楽曲は未だ現れていない。
Hot100でのチャートアクション
坂本九
日本では1961年にリリースされ大ヒット済みだったこの「上を向いて歩こう」は、「SUKIYAKI」として、62年にイギリスでケニー・ボールによるインスト(ディキシーランド・ジャズ・アレンジ)曲としてリリース、全英チャートで10位にランクインした。が、米国ではヒットしなかった。
ところが、偶然に坂本本人の歌唱によるシングルを入手したカリフォルニア州フレズノのDJが紹介したところ、問合せが殺到、それを受けてキャピトルのA&Rマンだったデイヴ・デクスター・ジュニアにより63年5月3日に全米リリースされた。
すると、5月11日付けHot100で79位に登場後、コンスタントに順位を上げ、79位→45位→20位→10位→2位→1位→1位→1位→2位→6位→8位→14位→18位→37位と、8月10日付けまで、実に3か月間14週に亘ってHot100にチャートインし続けた。これにより同年イヤーエンド・チャートでも13位を獲得した。
「SUKIYAKI」は、クインシー・ジョーンズのプロデュースによる女性ロックンロールの代表的歌手だったレスリー・ゴーア(当時17歳)「涙のバースデイ・パーティ(IT’S MY PARTY)」を蹴落として首位に輝き、逆にその座を明け渡したのは、60年代ガールズ・ポップで知られるジ・エセックス「内気な17才(EASIER SAID THAN DONE)」だった。そして、Hot100から姿を消す最後の週に1位を獲得したのは、リトル・スティーヴィー・ワンダー「Fingertips-Pt2」で、4位にはピーター・ポール&マリー「風に吹かれて(Blowin’ In The Wind)」と、アメリカン・ポップス全盛の時代からソウル/フォーク・ロックの時代へ、両時代の橋渡しをしたのが「SUKIYAKI」だった。
当時のニュース
新聞
残念ながら、ビルボードで1位を取った話題は日本、米国ではほとんどニュースとしてリアルタイムでは扱われなかった。これは、当時の報道の姿勢として、チャートで1位になった曲を取り上げることが無かったためで、海外の楽曲であろうとも、そのスタンスは変わらなかった。そのため、日本国内でも特に新聞報道された形跡は残っておらず、芸能誌でのニュースに留まったとみられる。
ただ一つ、当時のLAの日系人向け新聞『羅府新報』にはチャート首位のニュースが掲載されていた。その後、同年8月に米国に招聘され、ようやく本格的に記事化されるようになった。
訪米時にTV番組「スティーブ・アレン・ショー」に出演し、それもあって最終的に米国での売上は100万枚を突破することとなり、翌年、外国人初のゴールドディスクを受賞する快挙を成し遂げた。
羅府新報(1963年6月15日)より
80年代と90年代のチャートアクション
その後「SUKIYAKI」は、80年代テイスト・オブ・ハニーにより英語詞を付けてカヴァーされ、81年3月7日からHot100に登場、83位→73位→62位→52位→43位→34位→32位→30位→18位→9位→8位→8位→4位→4位→3位→3位→3位→12位→17位→21位→36位→56位→91位→100位で、24週に亘りチャートインした。同年イヤーエンドでは、22位を獲得した。当時チャートを争ったのは、ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー「エンドレス・ラブ」やスモーキー・ロビンソン、REOスピードワゴンなどであった。
90年代には、4PMにより同じ英語詞を使用してカヴァーされ、94年9月17日から登場して、90位→85位→73位→72位→67位→59位→52位→46位→39位→30位→28位→25位→17位→15位→14位→13位→13位→11位→10位→9位→8位→8位→9位→9位→12位→12位→15位→23位→26位→28位→36位→49位の95年4月29日まで、実に32週もの間チャートインし続けた。95年イヤーエンドでは、48位をマークした。当時チャートを争ったのは、ボーイズⅡメン、TLC、Dr.ドレーなどだった。
このように、時代を彩る数々のヒット曲と肩を並べて、60年代初頭に日本で生まれた楽曲が何度もカヴァーされて米国のHot100を賑わせたことは、時を経ても色褪せないメロディ・ラインのポピュラリティを示すと同時に、この曲が世界へ広がるベースにもなった。
そして、マリーナ・ショウやベン・E・キング、ボビー・コールドウェルやタック&パティ、トリオ・ロス・パンチョスやディック・リー、フェア・ウォーニング、イ・ビョンホンなど、米英に留まらず、ヨーロッパ、アジア、オセアニアまで、「SUKIYAKI」は世界中で今もカヴァーされ続けている。
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歌:坂本九
作詞:永六輔
作曲:中村八大
上を向いて歩う
涙がこぼれないように
思い出す 春の日
一人ぽっちの夜
上を向いて歩こう
にじんだ星をかぞえて
思い出す 夏の日
一人ぽっちの夜
幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぽっちの夜
(口笛…)
思い出す 秋の日
一人ぽっちの夜
悲しみは星のかげに
悲しみは月のかげに
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぽっちの夜
一人ぽっちの夜
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九ちゃんは
地元
川崎の誇りです
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Comment
2commnets
- こうじコメントありがとうございます😊 ソプラノボイスは 遠い昔ですねー〜 楽器なら 高い音色も出るんですが この歌は やはり 声がいいですね 本家の坂本九 当時の声は 今聴いても 凄いですね 🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥
- こうじこんばんはー〜ー〜 素で 一回歌ったけど ちょっとだけ マイク🎤🎙入れて 気合入れて 歌い直しちゃった〜〜 お褒めの言葉 ありがとうございます😊 nana始めるまで 声が全く出なかったけど 楽器と同じで 毎日毎日ちょっとづつちょっとづつ 少し声も出るようになりました。 ちなみに小学生の頃は ウィーン少年合唱団みたく もっとソプラノボイスも出たんですが 変声期で 潰れちゃいましたね〜 🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣 もう45年も前の 変声期 🐥🐥🐥🐥